ネットスター株式会社

担当業務の視点のみで物事を考えず、
俯瞰した目で全体最適を考え実現する

井畑 有紀Yuki Ihata

開発2部テレコム開発課 主任
2008年入社

クライアントの曖昧な要望でさえ実現する
その鍵は担当部署の垣根などない協力体制

私がいま担当しているのは、大手キャリア向けフィルタリングサービスのサーバー開発です。このサービスは大きくアプリ側とサーバー側で構成されていますが、私が関わっているのはアプリ側以外のほぼすべてと言ってもよいかと思います。フィルタリングでトップの会社ですので、最近はすでに導入済みのサービスへの追加案件が多いですね。もちろんすべて個別の要望を直接お聞きして開発する、受託案件です。仕事は顧客からご要望をヒアリングするところから始まります。要望を頂いた後、どのように実現するのか、工数はどのくらいかを検討します。こうしたやり取りの後でOKを頂いたら、開発スタートです。新機能を加えたい場合、サーバー側のやりたいことがアプリ側で実現できるかを調整するのも重要で、全体でスムーズに進むようにする俯瞰した視点が必要となります。サーバー側の開発はクライアントに見える部分が多く、導線や使いやすさにこだわっています。一方で開発のしやすさも追求する必要があり、難しくもやりがいがある部分です。セキュリティーの脆弱性への対応については強く意識していますし、もちろんサーバーが止まることは避けなければなりません。サービスが何事もなく提供できるように、関係者が一丸となって対応しています。

クライアントと初めから直接関わる
とても広い業務領域こそが最大の魅力

この仕事の醍醐味は、上流工程からすべてに関わり考えることが出来ること・・・につきます。通常は私と上司、場合によってアプリ担当・品質保証担当などと一緒に訪問します。クライアントを直接訪問し、実現したいことがたとえ漠然としたものであっても要件定義から開発、運用まで考えて実現していくことができます。場合によっては検証環境やネットワークまで考えるので、きわめて業務の幅が広いと思います。「運用は別で任せっきり」などということもありません。そこまで視野に入れて仕事をしていますし、その分達成感も大きなものとなります。もちろん本来のフィルタリングという、今や社会的になくてはならないサービスを実現させていることも魅力です。現在は社員4名とパートナーさん3名でチームを組んで楽しくやっています。職場がワンフロアなのも良いですね。いつでも全部署と直接コミュニケーションを取る事ができます。昔、成長期にスペースが足りなくなって職場が別のビルだった事がありました。たった徒歩一分の場所だったのですが、同じフロアの今とは全く違います。誰とでもすぐに相談できて解決の糸口が見つかるのは、大きなメリットだと思います。

私たちが蓄積した技術を活用し
新たなサービスを提供したい

今後はフィルタリングを利用した新たなサービスや商品を作りたいと考えています。幸いいまは顧客と様々なお話をさせていただく機会があります。私達の技術を使って実現してきたこのようなサービスや商品を、さらに多くのクライアントやユーザーに広げたいのです。なぜならとても有用で世の中のお役に立てるものだから。技術面ではDBに関して、さらなる知識をつけていきたいですね。今の商品のパフォーマンス改善にも役立ちますし、なにより自分たちが楽になるので(笑)。

幅広い選択肢の多さも魅力だと感じます

社内にはコンシューマー向け・企業向けの製品開発や研究開発など色々なチームがあります。つまり選択肢が多く、人と会って上流から関わることもできますし、コツコツ研究することもできます。この選択肢の多さは、自分に合った仕事をしたいと考えている方には魅力なのではないでしょうか。また女性の開発者が働きやすい職場だと感じています。この春には産休・育休を取得していた2名の女性社員が復帰し、以前と同じポジションにて活躍しております。言葉で話すより、この事実が働きやすさを表しているのではないかと私は思います。

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