担当者が語る製品の魅力

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InterScan WebManager / InterScan WebManager SCC
(トレンドマイクロ株式会社)


【プロダクトマーケティングから】
ウェブからの脅威の悪質化、巧妙化により統合セキュリティソリューションへの要望が強まる

トレンドマイクロ吉田様1

 プロダクト担当者として、お客様からのご要望の質的な変化を強く感じています。
 かつては「アンチウイルス製品を」「フィルタリングを」というピンポイントのキーワードでのご要望を起点に製品の選定や提案をすることが普通でした。ところが最近ではセキュリティ全般に対する統合的なソリューションを、というご要望が増えていると思います。
 また、フィルタリング単体で見た場合にも、業務に関係のないサイトの閲覧を管理することで生産性を向上させたい、というのが旧来の主な導入目的でした。ところが最近では、フィルタリング製品にレピュテーションなどを組み合わせて、ウェブからの脅威への備えの一環として導入や活用したいというお客様が増えています。
 こうした変化の背景には、ウェブからの脅威が悪質化し、いっそう複雑化していることと、お客様側でのセキュリティ管理に対する意識の変化とがあると考えています。
 かつての愉快犯的なマルウェアだけでなく、情報を盗み出すような悪意を持ちかつ巧妙な手口が急増しています。ガンブラー型攻撃やmstmpのように一般企業のウェブサイトを改ざんするような攻撃がひと時話題になったことは記憶に新しいでしょう。
 また、マルウェア感染のおよそ9割以上がウェブを経由したものという当社の調査結果からもわかるように、ウェブサイト閲覧からの感染防止、スパムメールからの感染防止、ウェブサーバそのものの防御、といったインターネット利用の各段階における総合的なセキュリティ対策が必要とされているのです。
 こうした状況およびお客様ニーズの変化に対しては、当社のコアであるアンチウイルス製品を軸に複数分野の製品を組み合わせ、ソリューションとして提案できることが当社の強みであり、お客様にも望まれていることだと考えています。

全社取り組みとしての「情報セキュリティ管理」でいっそう要求レベルが高く

 お客様の側でのセキュリティ管理のあり方にも変化があります。シンプルなアンチウイルス製品の導入であれば、窓口となるのは情報システム部門です。ウイルスに侵入してほしい、という企業はありませんから、製品選定や判断は実質的に窓口の部門の意思だけで決定することができました。
  しかし、最近では情報セキュリティ管理に対して、全社を挙げて取り組んでいる企業が多くあります。特にInterScan WebManagerのようなフィルタリング製品を情報漏えい防止対策のひとつとして検討する場合、もはや情報システム部門の領域だけでは語れないものとなってきています。導入・運用に欠かせない、文書管理やポリシーの策定などについて、経営企画部門や、法務部門など複数部門が関与することになります。当然、当社にもお客様の業務や業界に精通していることが求められますし、いままで以上に専門企業としての知見や的確なアドバイスが期待されていると感じています。

企業でのインターネット利用シーンの多様化に的確に応える商品開発を

トレンドマイクロ吉田様2

 私の所属するプロダクトマーケティング部門は、お客様の声と製品開発部門の橋渡しという役目を担っており、お客様の状況の変化をタイミングよく捉え、製品化していくことが求められています。 たとえば、従来のフィルタリングは、PCを社内で利用することを前提としたものです。特定のオフィスで、誰もが同じゲートウェイを経由してインターネットを利用する場合、フィルタリングは一ヵ所だけで十分に安全や効率を確保できていました。
 また、いままで商品の企画の際に意識していた「使いやすさ」というのは、情報システム管理部門で専任担当としてIT製品管理を行う人を前提にしていました。実際、InterScan WebManagerも、そうしたネットワーク構成やご担当者様からの要望に応えられるよう開発を続けて進化してきた製品です。お客様ごとに異なるネットワーク環境、異なるポリシーに柔軟に対応できるようにするため、詳細設定や多彩な機能を搭載しています。
 しかし、社内外を問わずいつでもどこでもインターネット利用ができる環境が一般的で、業務にも欠かせないものとなっている今、フィルタリングについても利用場所、台数を問わない解決方法が求められるようになりました。
 また、そうした利用シーンの変化だけでなく、新しいタイプのご担当者様がお客様の窓口となるケースも増えています。小中規模企業のお客様の場合、管理部門などのご担当者様が兼務でシステム管理を担当している場合が多くあります。こうしたお客様にとっての「使いやすさ」とは、よりシンプルでわかりやすいことです。我々は、こうした変化に対応した製品を早期に提供する必要を感じていました。

クラウド・サーバレス化で「シンプルさ」「使い勝手のよさ」を追求

 そこで当社ではクラウド・SaaS型サービスのラインナップのひとつとして、フィルタリングソリューションである「InterScan WebManager SCC(以下SCC)」の提供を2010年に開始しました。
  実は、SCCの販売開始の時点では、営業部門や販売部門など社外にPCを持ち出す際のご利用が主となるだろうと考えていました。ところが、実際には持ち出しPCに加えて、据置型PCを対象とする「部分導入」も目立っています。
  あるお客様では、まず始めに重要な情報資産を扱う特定部署のPCにのみSCCを導入し、テストを行いながら徐々に対応部署を広げていくという使い方をしていらっしゃいます。これは、数台から導入可能というSCCのライセンス体系が評価された例です。
  その他、公立学校でのご利用も始まっています。すべての公立学校にフィルタリングサーバを設置してしかも日常管理まで個別に行うというのは、ただでさえ忙しい学校の先生方にとっては大きな負担ですし、現実的ではありません。
  SCCならサーバは不要なうえ、管理画面もブラウザから簡単に見ることができます。学校でのフィルタリング利用はセキュリティの確保と、不適切サイトの遮断など子どもたちのインターネット利用環境の整備が主な目的ですので、頻繁なルール設定や専門的な詳細設定はあまり必要とされていません。こうした現状に即した、シンプルかつコストを抑えたクラウドサービスがお客様ニーズに合致していると考えています。

クラウド化で一層高まるスピードと正確性への要望に応え続けたい

 今日における複雑でかつ増え続けるセキュリティへの脅威に対しては、従来のダウンロード配信を上回る即時性と軽量化が求められています。
  当社では、お客様環境の防御力強化の一助となるべく、2005年のE-mailレピュテーションを皮切りに、Webレピュテーション(評価)、ファイルレピュテーションという3つのコンポーネントが連携した「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」をいち早くクラウドから提供してきました。SPNと連動しクラウドから提供する製品やソリューションでは、お客様のインターネット利用環境を守ることに加えて、クラウド上の情報資産を守ること(For the cloud)についてもフォーカスし、Deep Securityをはじめクラウド全般に関わるセキュリティ分野に重点的な投資をしています。
今後よりスピーディな対応を求められる中で、お客様の期待を上回る動きができるよう、取り組みを続けたいと考えています。
(エンタープライズマーケティング部 プロダクトマーケティング課 シニアプロダクトマーケティングマネージャー 吉田睦様)

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●InterScanWebManager(TM) SCC / InterScanWebManager(TM) についての詳細はトレンドマイクロ株式会社のウェブサイトをご覧ください。  

※サービス名をはじめ、登場人物の所属、役職等は取材当時のものであり、現時点では変更されている場合もあります。あらかじめご了承ください。