プロダクト担当者として、お客様からのご要望の質的な変化を強く感じています。
かつては「アンチウイルス製品を」「フィルタリングを」というピンポイントのキーワードでのご要望を起点に製品の選定や提案をすることが普通でした。ところが最近ではセキュリティ全般に対する統合的なソリューションを、というご要望が増えていると思います。
また、フィルタリング単体で見た場合にも、業務に関係のないサイトの閲覧を管理することで生産性を向上させたい、というのが旧来の主な導入目的でした。ところが最近では、フィルタリング製品にレピュテーションなどを組み合わせて、ウェブからの脅威への備えの一環として導入や活用したいというお客様が増えています。
こうした変化の背景には、ウェブからの脅威が悪質化し、いっそう複雑化していることと、お客様側でのセキュリティ管理に対する意識の変化とがあると考えています。
かつての愉快犯的なマルウェアだけでなく、情報を盗み出すような悪意を持ちかつ巧妙な手口が急増しています。ガンブラー型攻撃やmstmpのように一般企業のウェブサイトを改ざんするような攻撃がひと時話題になったことは記憶に新しいでしょう。
また、マルウェア感染のおよそ9割以上がウェブを経由したものという当社の調査結果からもわかるように、ウェブサイト閲覧からの感染防止、スパムメールからの感染防止、ウェブサーバそのものの防御、といったインターネット利用の各段階における総合的なセキュリティ対策が必要とされているのです。
こうした状況およびお客様ニーズの変化に対しては、当社のコアであるアンチウイルス製品を軸に複数分野の製品を組み合わせ、ソリューションとして提案できることが当社の強みであり、お客様にも望まれていることだと考えています。

