製品・サービス|ソリューションビジネスの導入事例

このページを印刷する
SoftBank
ソフトバンクモバイル株式会社


お客様に取って「分かりやすく」「効果のある」迷惑メール対策として、特定URLフィルタリングをいち早く導入。


ソフトバンクモバイルでは、業界初となる2005年3月からネットスターのURLデータベースを使用したフィルタリングを導入。2007年7月からは、フィルタリングをしつつ必要なメールは確実に受け取れる機能も提供。迷惑メール対策の充実で顧客満足度の大幅向上を実現した。



急増する迷惑メールで顧客満足度が低下し、通信設備にも大きな負荷

 携帯電話利用者を悩ませる迷惑メール。国内ではそのほとんどが出会い系サイトとアダルトサイトへの誘導URLを記載したメールだ。しかも、毎回送信元アドレスを変えてくることから、単なる受信拒否設定だけでは対応が難しい。ソフトバンクモバイルでも、2001年頃から大量の迷惑メールが流入し、通信設備への負荷からメール配信全体の遅延が生じるなど深刻な影響を被っていた。
「2002年から2003年にかけて迷惑メールが急増し、お客様からの苦情、問い合わせが3倍から4倍にふくれあがりました」(松本氏)
 同社ではその受信側の対応策として、まず利用者によるドメイン指定受信やメールアドレス指定受信、アドレス変更などのための設定機能を提供。さらに、ソフトバンクモバイルの携帯電話から大量に送信される迷惑メールを阻止するため、メール送信数制限や、迷惑メール申告窓口で収集した情報による送信者の利用停止も実施した。しかし、いずれも送信手口の巧妙化によって決め手に欠き、新たな施策を模索していた。


公的機関とも連携したネットスターのURLデータベースを選択

 ソフトバンクモバイルでは、1年以上にわたってさまざまなアプローチを検討した結果、迷惑メールの申告窓口に寄せられるメールの9割にURLが含まれることに着目。業界で初となる特定URLのフィルタリングによる迷惑メール対策導入を決断した。そして、その基盤となるURLデータベースとして採用したのがネットスターだ。
 ネットスターの選択については、「数社のURLデータベースを比較検討しましたが、ネットスターの豊富な実績とデータベースの高い品質、それにネット社会の悪と戦うという企業姿勢に心を動かされました。2005年からは警視庁のハイテク犯罪対策センターと、2007年からは財団法人日本データ通信協会ともURLデータの共有を実現するなど、公的機関と密に連携したネットスターのデータベース構築の取り組みは心強い限りです」(若松氏)と、評価を惜しまない。


迷惑メールを激減させる特定URLフィルタリング

 ソフトバンクモバイルでは、ネットスターのURLデータベースを使用した特定URLのフィルタリングサービスを、“URLリンク付きメール拒否設定(特定URLのみ拒否)”として無料でお客様に提供。この設定をするだけで迷惑メールは激減するとのことで「あくまで私の個人的な体験ですが、“URLリンク付きメール拒否設定”で“特定URLのみ拒否する”を設定すると、1日に30通~40通届いていた迷惑メールがほぼゼロになりました」(若松氏)と、効果に自信を深めている。  総務省の調査では、携帯電話ユーザの約7割が特定URLのフィルタリングによる迷惑メール受信拒否機能の利用意向があり、高い関心が寄せられている。しかし、現在までのところ、この機能の利用は任意となっており、利用希望者自身がソフトバンクのホームページか、ケータイのオリジナルメール設定ページで、“URLリンク付きメール拒否設定”で“特定URLのみ拒否する”を設定する必要があることから、同社では店頭での案内のほか、カタログ、小冊子、ホームページなどでお客様に設定を呼びかけている。


アドレス帳預かりサービスとの連携で迷惑メール対策はさらに進化

 ネットスターのURLデータベースを使ったフィルタリングサービスで迷惑メール対策を強化した結果、ソフトバンクモバイルでは顧客満足度の向上や通信設備への負荷軽減のみならず、コールセンター業務の負担軽減にも波及効果が及んでいることを明らかにしている。「迷惑メールについて問い合わせがあっても、最初に“URLリンク付きメール拒否設定”で“特定URLのみ拒否する”を設定していただくことで、問題解決までの時間が短縮されて、コールセンター業務の負担が軽くなっています」(松本氏)
 そして、2007年7月からは、サーバに保存したメールアドレスをホワイトリストとして利用できる「S!アドレスブック」のフィルタ機能“ともだちメール安心設定”の提供を開始。「このサービスの併用で、必要とするメールはしっかり受け取り、迷惑メールはブロックするというサービスの両輪ができあがりました」(松本氏)とのことで、厳しい顧客獲得競争に臨む同社にとって、迷惑メール対策は競争優位へ向けたサービス戦略としてますます重要性を増している。今後の展開が注目されるところだ。

「分かりやすくて効果のある迷惑メール対策というのが弊社のコンセプトです。より多くのお客様のご活用を願っています」と語る若松氏。
「不要なメールはブロック、必要なメールはしっかり受け取るというサービスの両輪が他社に先駆けて実現できました」と語る松本氏。
URLリンク付きメール拒否設定(特定URLのみ拒否)のシステム概念図
業界初!専門のURL収集チームが支える高いデータベース品質
ソフトバンクモバイルが運用するURLリンク付きメール拒否設定(特定URLのみ拒否)のシステムは、ネットスターのURLデータベースと、日本電気株式会社が開発したメールフィルタリング装置「SLIMIT-C」を組み合わせたものだ。このシステム運用に対応して、ネットスターでは業界で初の携帯メール専用URL収集チームを運用している。モニター用携帯電話を配置したURLリサーチセンターでは、365日常駐の専任リサーチャーが目視確認でメールに貼られたリンク先を分類。警視庁のハイテク犯罪対策センターや、財団法人日本データ通信協会との情報共有と合わせて、日々刻々データベースを更新することで高いフィルタリング精度を実現している。


ソフトバンクモバイル株式会社について
1994年に携帯電話サービスを開始。2006年10月ソフトバンクモバイル株式会社となる。ソフトバンクグループの移動体通信事業の中核を担い、モバイルブロードバンドの時代へ向け、新しい発想で業界をリードする先進企業である。スタイリッシュな携帯電話機、革新的な料金プランの投入など、業界に先駆けたサービスやプロダクツを創出している。

※サービス名をはじめ、登場人物の所属、役職等は取材当時のものであり、現時点では変更されている場合もあります。あらかじめ了承ください。

その他の導入事例をみる
事例:NTTドコモ株式会社様
事例:株式会社NTTぷらら様
事例:KDDI株式会社様
URLリストを用いたソリューションビジネス