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保護者はアプリに魅力を感じ活用するも、「子どもに利用させてもよいアプリ」の判断は難しい
~「学齢やカテゴリによってアプリ利用を制限するサービス」など、安全利用支援サービスに期待が集まる~

2012年11月27日
ネットスター株式会社

 URLフィルタリング関連技術・サービスの開発・提供を行うネットスター株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:小河原 昇、以下「ネットスター」)は、同社が実施した第14回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果をお知らせいたします。

同調査は、家庭でのインターネットの管理・利用実態などを調べるもので、ネットスターが2004年から継続的に実施しています。今回の調査は、中高生の子どもを持つ保護者1040名を対象に、ウェブアンケート方式で行いました。調査結果の主なポイントとしては、以下の三点が挙げられます。

(1) 大多数の保護者がアプリに魅力を感じ活用するも、利用リスクまで意識せず。メッセンジャーアプリによる親子コミュニケーションも2割以上
保護者がよく利用するアプリは「ニュース・天気」(59.5%)が人気で、「アプリは利用しない(基本アプリのみ)」は7.6%と、9割以上がアプリを利用しています。「LINEやSkype、Yahoo!メッセンジャー等のメッセンジャーアプリ」を利用し、親子間でコミュニケーションを取った経験がある保護者は23.6%と、親子間での活用も確認できました。アプリの印象は「便利」(73.5%)が最多ですが、「利用に知識が必要」、「個人情報を盗まれる」は2割以下と、利用リスクに懸念を持っている保護者は少数でした。

(2) 子どものケータイデビューは4割近くが「スマートフォン」からで、持たせた理由は「子どもからのおねだり」
現在、スマートフォンを利用している子どものうち「スマートフォンが初めての持つ携帯電話」という子どもは37.5%でした。子どもにスマートフォンを持たせた理由は「子どもにねだられたから」(38%)が最多で、高校生に高い傾向が見られます。持たせていない理由は「利用料が高くなる」、「現在利用している機器で十分」が4割以上で、中学生では、「年齢的に早い」、「有害サイト・アプリが心配」などが高校生よりも高い結果となりました。

(3) 子どもに使わせてもよいサイトやアプリを保護者自身で判断できないとの理由から、専門機関のサービスに期待が集まる
子どものスマートフォンを利用における懸念している点は「長時間利用による時間浪費や依存」(68.5%)に回答が集まり、「不適切コンテンツの閲覧」(47.9%)や「高額請求」(47.5%)、「性的犯罪」(47.1%)よりも上位でした。子どものスマートフォン管理については4割以上の保護者が「ルール」や「システム」を利用し管理したいと回答しています。また、ウェブサイト・アプリ共に「保護者自身で利用させてもよいウェブサイトやアプリを判断できない」との理由から、「専門機関が提供する利用制限サービスを子どもに利用させたい」と回答した保護者が6割以上もいました。アプリ管理では3割以上の保護者が「学齢やカテゴリによってアプリ利用を制限するサービス」と回答し、期待を寄せていることが分かります。

ネットスターでは今後もあらゆるインターネットアクセスについて、誰もが安全・安心に利用できる環境を実現することで社会に貢献すべく、より多くのパートナーと様々な形態での協業やサービス提供を進めていきます。

■調査の背景
スマートフォンが急速に普及する昨今、その利用は子ども達へも広がっています。スマートフォンはこれまでの携帯電話と比べ、「利用できる回線の選択」や「アプリ利用による端末活用の自由度」など様々な面で自由度が高くなっています。一方、子どもの利用においては、これまで以上に保護者による適切な管理が強く求められています。今回の調査では、中高生の子どもを持つ保護者を対象に、保護者のスマートフォン利用や子どもの携帯電話利用管理について、その実態を調査することで課題意識等を把握し、今後の解決策提供に役立てることを目的としています。

■調査方法について
本調査は、ネットスターが株式会社マクロミルに委託して、2012年10月10日~2012年10月11日に実施しました。調査方法はウェブアンケート方式です。対象者は中高生の子どもを持つ保護者で、有効回答数は1040件でした。

■主な調査項目についての結果とコメント
▼ 多くの保護者がアプリに魅力を感じ活用する一方、利用リスクについて注意している保護者は少ない
–保護者がよく利用するアプリは「ニュースや天気」(59.5%)、「ゲーム」(41%)、「ビジネス系」(36.9%)が上位だった。「アプリは利用していない」との回答は7.6%と、スマートフォンを所持する保護者の大多数はアプリを活用していることが分かる。⇒(参考グラフ1
–現在利用しているアプリの探し方は「自分で検索」が56%と最多。以下、「アプリストアのランキング」(51.9%)や「おすすめ(35.2%)」と続く。また、「スマートフォンを所持している子どもを持つ保護者」では「家族からの薦め」が27.8%。これは「スマートフォン非所持の子どもを持つ保護者」の13.8%と比べ、10ポイント以上も高い。⇒(参考グラフ2)、⇒(参考グラフ3
–6割以上の保護者がアプリインストール時には「アプリストアのレビュー」や「アプリの価格」を確認すると回答。 「アプリインストール後の有料コンテンツの有無」や「個人情報の取得」まで確認する保護者は2割だった。⇒(参考グラフ4
–保護者がインストールしたアプリの数は「1~10個」が45.4%、「11~20個」が25.9%となり7割が20個以内。30個以内と答えた保護者も1割いる。一方、「よく使うアプリ」は「1~10個」が8割と、利用するアプリは限られていることが分かる。⇒(参考グラフ5
–アプリのイメージとしては、「便利」(73.5%)、「無料」(52%)、「楽しい」(45.8%)が上位と、アプリに魅力を感じている保護者は多い。一方、「利用に知識が必要」、「個人情報を盗まれる」、「怖い」、「難しい」などの懸念を抱く保護者は2割以下だった。⇒(参考グラフ6
–23.6%の保護者が「LINEやSkype、Yahoo!メッセンジャー等のチャットアプリ」を利用し、親子間でのコミュニケーションを取った経験があると回答した。⇒(参考グラフ7

▼ 3割以上の子どもが「ケータイデビューがスマートフォン」で、保護者よりも先にスマートフォンを持つ子どもも
–「ケータイデビューした学齢」、「スマートフォンを持たせた学齢」共に「中学生」が最多だった。⇒(参考グラフ8
–「スマートフォンを所持している子どもを持つ保護者」の3割以上が「子どもに初めて持たせた携帯電話はスマートフォン」と回答した。⇒(参考グラフ9
–「スマートフォンを所持したのは保護者より子どもが先」は4割にのぼる。学齢別でみると、「高校生」の方が保護者よりも早く所持する傾向が見られる。⇒(参考グラフ10)、(参考グラフ11
–「子どものスマートフォンのOS」はAndroidが52.2%で最多だった。また、利用OSの親子での共通性については「親子でiOSを利用」は7割、「親子でAndroidOSを利用」は8割と、AndroidOSの方が親子間で同じOSを利用している割合が高い。⇒(参考グラフ12)、(参考グラフ13

▼スマートフォンを所持している・所持していない理由は学齢によって差異
–「子どもにスマートフォンを持たせた理由」としては「ねだられた」が38%で最多。中学生の子どもを持つ保護者では「機器・料金が安かった」、高校生の子どもを持つ保護者では「ねだられた」、「進学・進級の記念」が目立つ。⇒(参考グラフ14)、(参考グラフ15
–「スマートフォンを持たせていない理由」としては、「利用料が高くなる」、「現在利用している機器で十分」が4割以上だった。学齢別でみると、「年齢的に早い」、「有害サイト・アプリが心配」、「機器が高い」、「必要ない」などの項目で中学生の子どもを持つ保護者の回答が目立つ。⇒(参考グラフ16)、(参考グラフ17

▼8割以上の保護者が携帯電話での「メール」や「電話」の利用を許可、懸念点は「高額請求」よりも「時間浪費や依存」
–子ども携帯電話利用においてに許可しているものは「メール」、「電話」が8割以上で、「有料アプリ・コンテンツ、物品の購入」まで許可している保護者は1割以下だった。⇒(参考グラフ18
–子どものスマートフォン利用の懸念点では、「時間浪費や依存」が68.5%で最多。「不適切コンテンツの閲覧」(47.9%)や「高額請求」(47.5%)、「性的犯罪」(47.1%)よりも上位だった。⇒(参考グラフ19

▼6割以上の保護者が「子どもが利用するウェブサイトやアプリを把握したい」と回答するも、把握状況や管理状況は芳しくない
–6割以上の保護者が「子どもが利用するウェブサイト・アプリを知りたい」と回答。⇒(参考グラフ20
–ウェブサイト・アプリ共に6割の保護者が子どもの利用状況を把握していると回答。⇒(参考グラフ21
–ウェブ利用制限については、「携帯電話会社が提供するフィルタリング利用」という回答が4割以上だった。一方、「フィルタリングアプリを利用」は1割以下だった。また、子どものスマートフォン所持・非所持で見ると、「所持」は「アプリ」を、「非所持」は「携帯電話事業者のサービス」を利用する傾向が見られる。⇒(参考グラフ22)、(参考グラフ23
–アプリ利用制限では、「フィルタリングアプリを利用」という回答が2割だった。しかし、「制限したいが何をしたいか分からない」や「必要性を感じていない」保護者も2割程度存在した。また、子どものスマートフォン所持・非所持で見ると、「所持」は「アプリ」を、「非所持」は「親の許可が必要」という傾向。⇒(参考グラフ24)、(参考グラフ25

▼「保護者自身で利用させてもよいウェブサイトやアプリを判断できない」との理由から、「専門機関が提供する利用制限サービス」に期待が集まる
–子どものスマートフォン管理については「ルールに従って利用させたい」、「システムを利用し、利用制限したい」が4割以上という結果だった。⇒(参考グラフ26
–利用してみたい管理サービスとしては「学齢やカテゴリによってアプリの利用を制限するサービス」が33.7%で最多だった。⇒(参考グラフ27
–また、第三者の専門機関が提供するウェブサイト・アプリ利用制限サービスについては65.2%の保護者が子どもに利用させたいと回答した。⇒(参考グラフ28
–専門機関の提供サービスを利用してみたい理由としては、ウェブサイト・アプリ共に「量が多すぎて、全てを判断できない」や「どの部分を見て、どう判断したらいいか分からない」に回答が集まった。⇒(参考グラフ29

■ネットスターおよびウェブコンテンツ・データベースサービスについて 
ネットスターは、URLフィルタリング製品技術・サービスおよびウェブコンテンツ・データベースサービスを開発・提供する専門企業です。同社のサービスは国内すべての携帯電話事業者およびPHS事業者※1をはじめ、官公庁や日経優良企業ランキング上位社など品質に厳しい大規模ユーザでの採用実績の高さ※2が実証する最高品質のデータベースサービスです。
http://www.netstar-inc.com/
 ※1 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの各社が構築・運営するフィルタリングシステム向けに毎日最新リストを配信 ※2 ネットスター自社調べ

※NetSTAR、ネットスターはネットスター株式会社の商標または登録商標です。その他記載の社名、商品名等は一般に各社の商標または登録商標です。