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スマートデバイスセキュリティ対策、OSによって相違点がある一方、
「導入目的」や「商品選定のポイント」には共通点
~「JailBreakやウイルス感染した端末を利用しトラブルにあった」法人は1割を超える~

2012年7月4日
ネットスター株式会社

 URLフィルタリング製品技術・サービスの開発・提供およびURLリストの収集・分類・配信を行うネットスター株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:小河原 昇、以下「ネットスター」)は、このほど同社が実施した第十回「組織でのインターネット管理実態調査」の結果をお知らせいたします。

同調査は、法人(職場)でのインターネットの管理・利用実態などを調べるもので、ネットスターが2004年から継続的に実施しています。第十回となる今回は、スマートデバイスとフィルタリングを導入している法人に勤めるシステム管理者591人を調査の対象としました。今回の調査結果の主なポイントとしては、以下の3点が挙げられます。

(1) OSによってセキュリティ対策は相違するも、「導入目的」や「商品選定のポイント」は類似
  利用しているOSはタブレット端末では、iOS(41.6%)が、スマートフォンではAndroidOS(41.1%)がそれぞれ最多でした。また、スマートデバイスで導入しているセキュリティ対策は「ウイルス対策」(45.3%)、「盗難・紛失対策」(41.3%)、「URLフィルタリング」(39.8%)の順でした。OS別に見ると、iOSでは「盗難・紛失対策」、AndroidOSでは「ウイルス対策」が1位などOSにより違いが見られます。また、セキュリティ対策導入の目的は「不正コード侵入防止」(69.9%)や「情報漏えい防止」(64.4%)に、商品選定のポイントは「使い勝手」(43.9%)や「多機能」(41.8%)に回答が集まりましたが、OS別で大きな差は見られません。

(2) 7割以上が「セキュリティ対策は必要」と回答するも、「導入台数」や「サービス供給不足」が原因で対策に遅れ
  セキュリティ対策をしていないシステム管理者の7割以上が「スマートデバイス向けセキュリティ対策は必要」と考えているものの、「導入台数が少ない」や「導入したいサービスがない」などの理由で導入が遅れていることが分かります。また対策の必要を感じている対策としては「ウイルス対策」(79.3%)、「盗難・紛失対策」(73.2%)、「アプリケーション制御」(43.9%)、「URLフィルタリング」(39%)に人気が集まりました。

(3) 「JailBreakやウイルス感染したスマートデバイスを利用しトラブルに合った」経験を持つ法人は1割以上
  12%の法人が「JailBreakしたスマートデバイスやウイルス感染したスマートデバイスを利用しトラブルにあった」と回答しました。OS別で見るとスマートフォンではiPhone(13.7%)、タブレット端末ではAndroidOSタブレット(17.6%)が最多でした。

 ネットスターは、これからも誰もが安全・安心に利用できる環境を実現することで社会に貢献すべく、利用者動向・意識の把握に努め、技術・商品開発に反映させていきます。

■調査の背景
 近年、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスが急速に普及し、モバイルワーク環境が整ってきています。こうした状況の中、何の管理もなく従業員・職員にそれらの利用を許すことは、法人にとって、大きなリスクです。今回の調査では、スマートデバイスとフィルタリングを導入している法人におけるセキュリティ対策の実態やシステム管理者のセキュリティ対策に対する意識を把握します。そこから、スマートデバイスのセキュリティ対策に求められる課題を明確にすることが目的としています。

■調査方法について
本調査は、ネットスターが株式会社マクロミルに委託して、2012年4月27日~2012年5月8日にウェブアンケート方式で実施しました。対象者はスマートデバイスとURLフィルタリングを導入している法人に勤めるシステム管理者591人で、有効回答数は591件でした。

■主な調査項目についての結果とコメント
▼スマートデバイスでのセキュリティ対策はOSで相違
-スマートデバイスで利用しているOSはタブレット端末では、iOSが41.6%、スマートフォンではAndroidOSが41.1%でそれぞれ最多だった。⇒(参考グラフ1
-スマートデバイスでのセキュリティ対策は「ウイルス対策」が45.3%で最多。以下、「盗難・紛失対策」(41.3%)、「URLフィルタリング」(39.8%)と続く。⇒(参考グラフ2
-iOSでは「盗難・紛失対策」、AndroidOSでは「ウイルス対策」がそれぞれ1位だった。しかし、iOSの「ウイルス対策」はiPhoneでは4位、 AndroidOSの「盗難・紛失対策」はスマートフォン、タブレット端末共に4位と順位に差が見られる。また、iOSでは「対策していない」も目立つ。⇒(参考グラフ3)、(参考グラフ4

▼セキュリティ対策導入の目的・商品選定のポイントではOSで共通点が見られる
-スマートデバイス向けのセキュリティ対策の目的は「不正コード侵入防止」(69.9%)や「情報漏えい防止」(64.4%)が上位となった。⇒(参考グラフ5
-従業員別でみると「不正コード侵入防止」は300名未満、「業務専念」は300名以上1000名未満、「社内と同じセキュリティレベルを保つ」は1000名以上で目立つ。⇒(参考グラフ6
-OS別では順位は異なるものの大きな変化はない。⇒(参考グラフ7
-商品選定のポイントは「使い勝手」(43.9%)や「多機能」(41.8%)に人気が集また。⇒(参考グラフ8
-「使い勝手」は300名未満、「多機能」と「現在利用している製品・サービスと同じ提供会社」は300名以上1000名未満、「本社・本部からの指示」は1000名以上で目立つ。⇒(参考グラフ9
-また、商品選定のポイントについても目的同様、OS別で大きな変化は見られない。⇒(参考グラフ10

▼セキュリティ対策製品・サービスの主な不満点は「パフォーマンスの低下」
-スマートデバイス向けセキュリティ対策製品・サービスの不満点では、ウイルス対策、URLフィルタリング、アプリケーション制御で「パフォーマンスの低下」に回答が集まった。⇒(参考グラフ11)、(参考グラフ12
-URLフィルタリング製品・サービスの不満点については、法人規模別問わず 「パフォーマンスの低下」に回答が集まった。OS別で見ると、 「パフォーマンスの低下」はiOS、AndroidOS共に最多だが、「専用アプリのインストール」については、iOSのほうが不満は高かった。⇒(参考グラフ13)、(参考グラフ14

▼対策の必要性は感じているものの、 「導入台数」や「サービス提供不足」を理由に対策が遅れる
-スマートデバイスでセキュリティ対策をしていない理由は「導入台数が少ない」が半数以上で最多。以下、「テスト導入」(36.3%)、「導入したいサービスがない」(14.2%)と続く。⇒(参考グラフ15
-7割以上のシステム管理者が「スマートデバイス向けセキュリティ対策は必要」と回答。必要だと思う対策は「ウイルス対策」(79.3%)、「盗難・紛失対策」(73.2%)、「アプリケーション制御」(43.9%)、「URLフィルタリング」(39%)という順だった。⇒(参考グラフ16
-利用してみたいセキュリティ製品・サービスは「価格が安い」(49.6%)、「使い勝手がよい」(46.9%)、「OS関係なく一括管理できる」(40.7%)に人気が集まった。⇒(参考グラフ17
-導入時期について尋ねたところ、時期は異なるものの8割以上のシステム管理者は「条件を満たす製品・サービスがあれば導入したい」と回答。⇒(参考グラフ18

▼1割以上の法人が「不正利用でトラブルあった」経験あり
-12%の法人が「JailBreakやウイルス感染したスマートデバイスでトラブルにあった」と回答。⇒(参考グラフ19
-OS別で見るとスマートフォンではiPhone(13.7%)、タブレット端末ではAndroidOSタブレット(17.6%)の割合が高い。⇒(参考グラフ20

■ネットスターおよびURLリストについて
ネットスターは、URLフィルタリングエンジン技術・サービスの開発とURLリストの収集・分類・配信を行う専門企業です。過剰規制率を最小限の水準に抑えた高い性能評価を背景に、国内全ての携帯電話事業者およびPHS事業者※1、全国都道府県庁の約6割、中央省庁の約4割、日経優良企業ランキング上位社の約4割など、品質に厳しい大規模ユーザでの採用実績の高さ※2が実証する最高品質のURLリストです。
http://www.netstar-inc.com/
※1 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの各社が構築・運営するフィルタリングシステム向けに毎日最新リストを配信 ※2ネットスター自社調べ

※NetSTAR、ネットスターはネットスター株式会社の商標または登録商標です。その他記載の社名、商品名等は一般に各社の商標または登録商標です。