会社情報|プレスリリース

このページを印刷する

ネットワークアプライアンス機器のフィルタリング機能を利用中のシステム管理者、
9割以上が導入効果に満足、4割超が「初めてのフィルタリング利用」
~導入後の主な不満点「ログ分析の精度」や「URLリストの更新頻度」を導入機器選びの参考に~

2011年9月8日
ネットスター株式会社

 URLフィルタリング製品技術・サービスの開発・提供およびURLリストの収集・分類・配信を行うネットスター株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:小河原 昇、以下「ネットスター」)は、このほど同社が実施した第七回「組織でのインターネット管理実態調査」の結果をお知らせいたします。

 同調査は、法人(職場)でのインターネットの管理・利用実態などを調べるもので、ネットスターが2004年から継続的に実施しています。第七回となる今回は、ネットワークアプライアンス機器を導入しており、かつ機器に搭載されているURLフィルタリング機能(サービス)を利用しているシステム管理者515人を調査の対象としました。今回の調査結果の主なポイントとしては、以下の3点が挙げられます。

(1) アプライアンス機器導入のきっかけは「ルータの増設」と「コスト削減」。搭載機能として、「ファイアウォール」「不正侵入防御」「アンチウイルス」「URLフィルタリング」が求められる割合が高い。
 アプライアンス機器を導入したきっかけは「ルータ機能が必要になった」(36.5%)が最多。ただし法人規模が大きくなるほど、「コスト削減」の回答割合も高くなる傾向が見られます。また導入時の優先度が高かった機能は、「ファイアウォール」、「不正侵入防御」、「アンチウイルス」、 「URLフィルタリング」の順でした。

(2) 7割以上が「フィルタリング利用を前提に機器選定」も、全体の4割以上は「フィルタリングの利用自体初めて」
 回答者の7割以上が「フィルタリング利用を前提」にアプライアンス機器を選定していました。その傾向は法人規模が大きくなるほど高くなります。フィルタリングについては「利用自体はじめて」(43.9%)、「アプライアンス機器では初めて」(35.7%)の順でした。「他機能との相乗効果を期待」(40%)や、「ファイアウォールやアンチウイルスだけでは対策不足と感じた」(28.5%)などの理由から、機器導入後にフィルタリング機能の利用を決めた法人の存在も確認できました。

(3) 9割以上がフィルタリングの導入効果に満足も、機器が採用しているURLリストによって不満点に差
 事前に期待していたフィルタリング導入効果としては、「セキュリティの強化」(77.3%)が最多、期待以上に効果が得られたとの回答は、「ウェブ利用実態の把握」(20%)が最多でした。機器を問わず「必要以上にアクセス制限される」(51.8%)や「ログ分析が適切に行えない」(27%)との不満の声が挙がる一方、「URLリストの更新が遅い」、「思うようにフィルタリングされない」については、海外製URLリスト採用製品のほうが総じて5ポイント以上高い回答となりました。導入機器選択の際にはこうした点も考慮する必要がありそうです。

ネットスターは、これからも誰もが安全・安心に利用できる環境を実現することで社会に貢献すべく、利用者動向・意識の把握に努め、技術・商品開発に反映させていきます。

■調査の背景
インターネット接続されたパソコンの活用が業務上不可欠になる一方で、何の管理もなく従業員にウェブアクセスを許すことは、法人組織にとって、生産性維持や情報資産管理、ネットワークセキュリティ上などでの大きな経営リスクになりつつあります。ネットスターの今回の調査は、アプライアンス機器でフィルタリングを利用している法人に勤めるシステム管理者の意識や対策の実態を把握し、ウェブ閲覧管理に求められる課題を明確にすることを目的としています。

■調査方法について
本調査は、ネットスターが株式会社マクロミルに委託して、2011年03月29日~2011年03月30日に実施したものです。調査方法はウェブアンケート方式です。アプライアンス機器を導入していて、かつ同機器に搭載されているURLフィルタリング機能(またはサービス)を利用しているシステム管理者515人を対象としました。有効回答数は515件でした。

■主な調査項目についての結果とコメント
▼価格よりもセキュリティ機能面を重視して機器を選定
-アプライアンス機器を導入したきっかけは「ルータ機能が必要になった」36.5%、「管理コスト削減」29.3%、「セキュリティ機能がついているので安心」24.5%が上位となった。また、法人規模が大きくなるほど「管理コスト削減」を目的とする割合が高くなる。⇒(参考グラフ1)(参考グラフ2)
-利用中のアプライアンス機器を選定した理由は「必要なセキュリティ機能が搭載されている」41.6%、「多数のセキュリティ機能が搭載されており、安心だと思った」22.9%で、「安かったから」が11.7%だった。「価格」よりも「セキュリティ機能面」が決め手となっていることが分かる。⇒(参考グラフ3)

▼一通りのセキュリティ機能が搭載されていることが導入の前提
-導入時に優先度が高かった機能としては、「ファイアウォール」、「不正侵入防御」、「アンチウイルス」、「URLフィルタリング」が上位に並んだ。⇒(参考グラフ4)
-機能ごとの選定指標として、ファイアウォールでは「性能」、アンチウイルスでは「知名度」が目立つ。⇒(参考グラフ5)

▼フィルタリング利用を前提に機器を導入した法人は7割以上、回答者の4割以上が「フィルタリングの利用自体が初めて」
-フィルタリングの利用については、「利用自体初めて」との回答が4割超、「アプライアンス機器では初めて」との回答が3割超だった。この点については、法人規模別で比較しても大きな差は無い。⇒(参考グラフ6)
-7割以上が「フィルタリング機能を利用する前提」でアプライアンス機器を選定。法人規模が大きくなるほど、その割合が高くなる。⇒(参考グラフ7)(参考グラフ8)
-約半数が「フィルタリング機能が搭載されていなければ現在利用している機器を購入しなかった」と回答。法人規模別で見ると、30人以上100名未満で「購入しなかった」割合が一番高い。⇒(参考グラフ9)

▼セキュリティや内部統制の強化の一環としてフィルタリングを利用
-フィルタリング機能の利用目的は、「ネットワークセキュリティ強化の一環」47%、「内部統制の強化」41.6%、「不正コード進入防止」25.2%が挙がった。回答者に「本社・本部や経営トップが指示を出した理由」を尋ねたところ、「内部統制強化」72.4%、「機密情報や個人情報を取り扱うから」47%、「規格取得要件に準拠するため」44%が上位となった。⇒(参考グラフ10)
-「他のセキュリティ機能との相乗効果」40%や「ファイアウォールやアンチウイルスだけでは対策不足と感じた」28.5%、「販売店の説明を聞いてよさそうだと思った」26.9%などの理由で、機器導入後にフィルタリング利用を決めた回答者も。⇒(参考グラフ11)

▼9割以上が導入効果は期待通りと回答、「職場環境の改善」などでは事前の期待を上回る
-フィルタリングの導入効果として期待していたものは「セキュリティの強化」77.3%、「不正コード進入防止」59%、「情報漏えい防止」51.1%だった。⇒(参考グラフ12)
-事前に期待していた効果別に見ると、 「セキュリティの強化」、「不正コード進入防止」、「情報漏えい防止」などすべての項目で9割以上が満足と回答。⇒(参考グラフ13)
-使ってみてわかったフィルタリングの効果としては、「ウェブ利用実態の把握」20%、「ネットワーク負荷の軽減」19.8%、「情報漏えい防止」19.6%が上位となった。⇒(参考グラフ14)
-「職場環境の改善」、「ウェブ利用実態の把握」については、事前の期待を上回る効果が実感されている。⇒(参考グラフ15)

▼フィルタリング機能についての不満は「必要以上にアクセス制限される」など
-フィルタリングを利用して困ったこととしては「必要以上にアクセス制限される」51.8%、「ログ分析が適切に行えない」27%、「URLリストの更新が遅い」24.9%が上位だった。⇒(参考グラフ16)
-URLリストの製造国別に比較してみると、「更新が遅い」と「思うようにフィルタリングされない」について、海外製リスト搭載製品のほうが不満度が高い結果となった。⇒(参考グラフ17)

■ネットスターおよびURLリストについて
ネットスターは、URLフィルタリングエンジン技術・サービスの開発とURLリストの収集・分類・配信を行なう専門企業です。過剰規制率を最小限の水準に抑えた高い性能評価を背景に、国内全ての携帯電話事業者およびPHS事業者※1、全国都道府県庁の約6割、中央省庁の約4割、日経優良企業ランキング上位社の約4割など、品質に厳しい大規模ユーザでの採用実績の高さ※2が実証する最高品質のURLリストです。
http://www.netstar-inc.com/
※1 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの各社が構築・運営するフィルタリングシステム向けに毎日最新リストを配信 ※2ネットスター自社調べ

※NetSTAR、ネットスターはネットスター株式会社の商標または登録商標です。その他記載の社名、商品名等は一般に各社の商標または登録商標です。