会社情報|プレスリリース

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フィルタリング用マスターデータベースシステム拡張および分類基準の改善を実施
~利用者向けの分かりやすさを向上させるとともに、ウェブサイト数の増加傾向にも対応~

2009年11月10日
ネットスター株式会社

 URLフィルタリング製品技術・サービスの開発・提供およびURLリストの収集・分類・配信を行うネットスター株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:小河原 昇、以下「ネットスター」)は、同社が作成・提供しているフィルタリング用URLリストについて、利用者にとっての分かりやすさの向上、ウェブサイト数の増加への対応などを目的として、カテゴリ分類作業基準の一部見直しとマスターデータベースシステムの拡張を行ない、2010年1月よりURLリスト提供を開始します。これは本年5月に発表した、同社URLリストおよびリスト作成体制の総合的な改善の一環となるものです。

 ネットスターのURLリストは、国内の企業、公共団体、学校など使われているフィルタリング製品・サービスにおいて最も多く採用されています。また、携帯電話事業者全社のフィルタリングサービスや、一部の迷惑メール対策にも採用されており、いまやインターネット利用環境のインフラの一部を支える存在となっています。その中では、法人市場での情報セキュリティ意識の高まりや、青少年インターネット利用環境整備の広がりに合わせて、フィルタリング製品・サービスやフィルタリング用URLリストに求められる役割も、以前のような「専門家だけに分かれば良い」ものから、「誰にでも分かりやすく、使いやすい」ものへと変わりつつあります。さらに、いわゆるCGM系(主に利用者が生成するコンテンツで構成される)ウェブサイトの絶対数の増加に合わせ、フィルタリング用URLリストの仕組みや処理能力の大幅な強化も求められる状況です。

 こうした変化を受け、ネットスターでは以下の二点についての拡張・改善作業を行ない、2010年1月6日分より、お客様向けのURLリストデータ作成・配信にも適用する予定です。

1)マスターデータベースシステムの拡張
 フィルタリング対象となるウェブサイト数の増加傾向に対応するため、データベース上で処理可能なウェブサイト数を大幅に拡張し、従来比で10倍以上のサイトに効率よく対応することが可能となります。またマスターデータベースシステムから、各製品・サービスへのデータ配信工程についても、可用性や処理速度の向上を実現し、リスト更新間隔の短縮や緊急時の配信能力を向上させます。さらに、将来的な収録URLへのカテゴリ付与の自由度を高めるために、マスターデータベースの構造の一部を変更します。なお本拡張による、各フィルタリング製品・サービス等のお客様環境での稼働への影響はありません。

2)URLリストのカテゴリ分類基準を改善
 これまでフィルタリング製品・サービス上で、どの分野(カテゴリ)の閲覧を制限するのか選択・設定する役割を担うのは、インターネット利用に伴うリスクや対応策について十分な知識と経験を備えている、企業のシステム管理者などに限られていました。しかしフィルタリングの利用が、法人分野では大規模から中堅・中小規模の組織へと広がり、また一般家庭でも携帯電話やパソコンでのフィルタリングを利用することが一般的になりつつあります。これに伴い、フィルタリング設定の基本となるURLリスト分類基準についても、カテゴリ名称とその収録内容の関係の分かりやすさが求められています。
 こうした状況を受けネットスターでは、まず家庭での利用を前提に、閲覧制限の用途ごとにカテゴリの組み合わせや順序を見直すなど、専門分化を進めたURLリストである「ネットスターフィルタリングカテゴリーfor KIDS」の提供を本年8月に開始しています。
 これに加え今回の改善では、家庭向けに留まらず、広く法人での利用も想定し、規制対象とされることが多い一部カテゴリの分類作業の内部基準を見直し、フィルタリング利用者にとって直感的に理解しやすく、より選択しやすいカテゴリ分類基準とします。
 具体的には、これまでURLリスト上にて「違法と思われる行為」カテゴリに収録されていた一部のアダルトサイトや出会い系サイト、ギャンブルサイトをそれぞれ「アダルト」「出会い系」「ギャンブル」カテゴリに移動します。またこれまで「水着・下着・フェチ画像」カテゴリに収録されていた、一部のアイドルグラビア画像ページについては、「成人娯楽(娯楽誌)」カテゴリに移動します。
 フィルタリング製品・サービス上で、当該カテゴリを閲覧可能な設定でご利用中のお客様については、一部の個別サイトについてフィルタリング結果(閲覧可否)が変わる場合があります。

 ネットスターでは、本年8月に「ネットスターフィルタリングカテゴリーfor KIDS」の提供を開始し、要請の強かった「利用リスク評価に基づいたコミュニティサイトカテゴリの細分化」に業界で初めて取り組むなど、これまでも社会的な状況の変化やお客様のインターネット利用動向の変化をとらえた積極的な対応を進めており、今回の改善・拡張もその一環となります。より使いやすく、信頼性の高いURLリストや関連製品・サービスをお届けすべく、今後も技術・研究開発を継続していきます。

■ネットスターおよびURLリストについて
 ネットスターは、URLフィルタリングエンジン技術・サービスの開発とURLリストの収集・分類・配信を行なう専門企業です。ネットスターのURLリストの主な採用例としては、InterSafe WebFilter(アルプスシステムインテグレーション株式会社)、InterScan WebManager(トレンドマイクロ株式会社)など、市場で重要な位置を占めるフィルタリングソフトウェア製品が挙げられます。過剰規制率を最小限の水準に抑えた高い性能評価を背景に、全国都道府県庁の約6割、中央省庁の約4割、日経優良企業ランキング上位社の約4割など、品質に厳しい大規模ユーザでの採用実績の高さ※1が特徴的です。また、国内市場全体でも最大の4割を超えるシェア※2を獲得しています。
 ネットスターのURLリスト搭載は、最近ではセキュリティアプライアンス製品や中小規模ネットワーク向けルータ上のフィルタリングサービスにも拡がり、家庭向けフィルタリングサービスでも多くのお客様に利用されています。また、URLリスト単体での汎用性や、収集・分類工程品質の高さおよび配信工程の信頼性などが認められ、業界のデファクトスタンダードとして、青少年インターネット環境整備法においてフィルタリングサービス提供を求められている国内全ての携帯電話事業者およびPHS事業者※3にも採用されているURLリストです。
http://www.netstar-inc.com/
 ※1ネットスター自社調べ ※2富士キメラ総研調べ ※3 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの各社が構築・運営するフィルタリングシステム向けに毎日最新リストを配信

※NetSTAR、ネットスターはネットスター株式会社の商標または登録商標です。その他記載の社名、商品名等は一般に各社の商標または登録商標です。