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ブログ上での迷惑行為が利用者相互の健全な交流や情報発信の妨げに
~ネットスターによる調査で、トラックバックスパム・コメントスパムの実態が判明~

2005年12月7日
ネットスター株式会社

 URLフィルタリング製品技術の開発およびURLリストの収集・分類・配信を行う専門企業、ネットスター株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:小河原 昇、以下『ネットスター』)は、このたび同社が実施した第三回「職場でのインターネット利用実態調査」の結果から、いわゆる「トラックバックスパム」や「コメントスパム」といった、ブログ上の迷惑行為の実態についてお知らせします。
 今回の調査では、第一回目、第二回目と継続的に調査してきた「職場でのインターネット利用実態」「職場で利用するノートパソコンの使用・管理実態」などの質問項目に加え、手軽な情報発信手段として急速に利用者が増えているブログ上での迷惑行為の実態と、その影響について聞きました。


 ブログ上の迷惑行為についての、調査結果の主なポイントは次の通りです。

1)ブログ上の迷惑行為の経験比率は4割を超えており、頻度も高いことから、その対応には負担感
ブログ管理者のうち、42%がトラックバックスパム・コメントスパムを受けたことがあると回答。また、10%が「スパムが不安なので、トラックバックやコメント欄は公開していない」と回答することからも、ブログ上の迷惑行為に関して、半数以上が負担に感じていると言える。

2)迷惑行為のほとんどが、出会い系サイト・アダルトサイトを筆頭にした広告目的であり、ブログ来訪者に与える不快感やブログ自体のイメージダウンに管理者は懸念を感じている
実際に受けたことがあるトラックバックスパム・コメントスパムの内容については、74.3%が「出会い系サイト・アダルトサイトに誘導するもの」、64.7%が「ブログへの誘導を目的とした、記事内容との関連性のないもの」であると回答し、いずれの場合も、出会い系やアダルト系のブログ、またその他ブログへ誘導させることを目的とした、広告スパムであると言える。また、これらのスパムに関しては、6割以上が「不快」や「ブログのイメージを壊す」と回答しており、ブログへのマイナスイメージを与えると懸念する回答が圧倒的に多い。

3)迷惑行為が原因で、3分の1以上がトラックバックやコメントの機能自体の公開中止を経験
36%のブログ管理者が、スパムの影響でコメント・トラックバック欄の公開を中止したことがある(今もしている)という。コメントやトラックバック欄を公開し、閲覧者との交流を図ることができる点がブログ開設の魅力であるにもかかわらず、管理者の多くがスパムを理由に、これを利用しない対応も考慮せざるをえないのが現状。

このような状況にも関わらず、ブログ上の迷惑行為への効果的な対策製品やサービスは、これまでほとんど提供されていませんでした。このままでは、ブログの持つ、インターネットの双方向性を拡げる無限の可能性が、大きく損なわれてしまいます。特に、企業サイドに広がろうとしているブログスタイルでのウェブサイト運営が、双方向性を著しく欠いたいびつなものになってしまうことが懸念されます。

ネットスターではこのような懸念に対して、これまで主にURLフィルタリング製品向けに提供してきた最新のURLフィルタリングエンジン技術とURLデータベースを応用し、ブログ管理者向け製品「ブロガード」を開発・発表しています。これからも、こうした製品やサービスの開発・提供を通じて、インターネットをより効率的にかつ安全に、安心してご利用いただける環境づくりに貢献していきます。

■調査の背景
ブログは、その開設や管理の手軽さ、閲覧者との双方向的な交流が可能になる点などから、利用者が急速に拡大しつつあります。利用者の拡大と付随して、ブログ広告市場やアフィリエイトビジネスも、大きく増加することが予測されています。しかし、ブログ広告市場拡大の裏では、広告目的で記事内容とは全く関連性のない、無差別な投稿などによる迷惑行為が増加しつつあるのも現状です。ブログ管理者や閲覧者にその利用実態を聞く調査例は今までもありましたが、更に踏み込み、ブログへの迷惑行為の状況を把握する内容の調査はほとんどありませんでした。今回のネットスターの調査では、ブログの普及拡大と表裏一体にある、ブログを標的とした迷惑行為の実態や、ブログ管理者への影響について把握することを目標に実施いたしました。

■調査方法について
本調査は、ネットスターが株式会社マクロミルに委託して、2005年10月21日および22日に実施したものです。 調査方法はウェブアンケート方式です。20代から60代までの、職場でノートパソコンをご利用の方、かつ、現在ブログを開設している(もしくは以前に開設していた)インターネットユーザを対象としています。年齢構成は、20代が24.7%、 30代47.6%、40代21.9%、50代5.3%、60代0.6%。男女構成比は男性が81.2%、女性が18.8%。有効回答数は515件でした。

■主な調査項目についての結果とコメント
▼ブログ管理者の4割以上がブログスパムを受けたことがある
トラックバックスパム・コメントスパムを受けたことが「ある」とする回答者は42%、「無い」とする回答者48%とそれほど大きな開きはない。また、「スパムが不安なので、トラックックやコメント欄は公開していない」とする回答者が10%と、予めこのような迷惑行為を受けないように対処しているブログ管理者も居ることが分かる。⇒(グラフ1・・・別ウィンドウが開きます。)

▼トラックバックスパム・コメントスパムは、ほとんどが出会い系・アダルト系、ブログ本文と関連性のないもの
「出会い系サイト・アダルトサイトに誘導するもの」「ブログへの誘導を目的とした、記事内容との関連性のないもの」との回答がそれぞれ74.3%、64.7%となり、回答の大半を占めた。いずれも出会い系やアダルト系、その他ブログへの誘導を目的とした、広告スパムであることが分かる。(複数回答)⇒(グラフ2・・・別ウィンドウが開きます。

▼半数以上が週1回以上はスパムを受けると言い、6割以上が「不快」「ブログのイメージを壊す」と懸念
トラックバックスパムを毎日受ける人が13%、週3回以上となると、回答者の3分の1となる、34%がスパムを受けると言う。また、トラックバックスパムに関して、不快(69.7%)や、イメージを壊す(62.3%)との意見が大半となり、ブログ管理者がスパムに懸念を抱いていることが分かる(複数回答)⇒(グラフ3グラフ4・・・別ウィンドウが開きます。

▼3分の1以上がスパムの影響で、コメント欄やトラックバック欄の公開自体を中止した経験がある
ブログにコメントやトラックバックを受け付けるかどうかは、ブログ管理者の設定次第だが、通常、ブログ機能の魅力からすると公開することで閲覧者からの投稿を受け、双方向的な交流を行いたいところである。しかし36%の回答者がそれを中止した経験があることからも、コメントスパム・トラックバックスパムに関して何らかの技術的な対策が求められると言える。⇒(グラフ5・・・別ウィンドウが開きます。


■ネットスターについて
ネットスターは、URLフィルタリングエンジン技術の開発とURLリストの収集と分類を行い、最新のURLデータベースを作成・配信する、国内では数少ない専門企業です。同社のURLデータベースは、法人向け・家庭向けのURLフィルタリング製品だけにとどまらず、NTTドコモやボーダフォンのURLフィルタリングサービスや迷惑メール対策にも採用されています。 http://netstar.jp

■ブロガードについて
ブロガードは、ブログコメント内のURLやトラックバックURLから、そのカテゴリを判断し、スパム行為をリアルタイムでブロックするソフトウェアです。これまでブログ管理者に求められていた、コメントに含まれるURLやトラックバックの内容をひとつずつ確認してスパムだけを削除するといった、管理・対策コストを大幅に削減できるブログスパム対策製品です。シックス・アパート「Movable Type」バージョン3.2(日本語版)対応プラグイン製品として、12月7日より提供を開始いたします。詳しい情報はhttp://www.bloguard.com※本製品は提供を終了いたしました。長らくのご愛顧ありがとうございました。


■商標等
※NetSTAR、ネットスター、ブロガードはネットスター株式会社の商標または登録商標です。※その他記載の社名や商品名は一般に各社の商標または登録商標です。